サッカーボール

日曜日の話ですが、
実家になぜかサッカーボールがあったので、
まめことサッカーをやりました。

ただ単にボールを蹴り合ってただけだけども。

小学生みたいに「ヘイヘーイ!」「へーい!」ってやってた。

僕もほら、人間ですからサッカーぐらいやったことがあるんですよ。
小学校の時に。ほら、噂の20分休みとかお昼休みとかにだよ。

でも小学校のころの僕は太っていまして。
太っている人の役目はもっぱらキーパー。

小学校の子どもたちは誰から教わることもなく、
太っている人はキーパーにするという意識があるんだと僕は思う。
そう思うくらいに僕は誰とサッカーをやってもキーパーだった。

KEEPERとか書いた服着てけばよかったって思うくらいにキーパーだった。
たぶんKEEPERって書いた服着たら
KEEPERってなっちゃうぐらい太ってたからキーパーだったと思う。

だから僕のサッカースキルといったらボール見つめるぐらいしかない。
しかも遠目で。
ボールなんてほとんど触ったことないからサッカーなんてできやしない。

今日だってお昼に「フットサルやれよ」って言われたけど
そんな思い出しかないから涙流して断った。

そんな苦い思い出が頭をよぎったから
食べてた坦々麺がのどに詰まってむせた。

むせた後にどんぶりを見たら浮いた油がサッカーボールの形をしてた。

なんか悲しくなった。